インフルエンザワクチンは発症予防もあるけど
インフルエンザ脳症を予防するため
インフルエンザ脳症は年間200~300件が報告され
子どもや高齢者での発症が多い急性脳症です。
約30%が死亡、約25%が後遺症を残します。
後遺症としては知能障害、運動障害など神経障害が多い。
インフルエンザの重症化を予防するには
①感染予防
手洗い、うがい、人混みをさける。
兄弟同士で感染しないようにする。(どうせうつるからと油断しない)
②ワクチンによる予防接種
厚生労働省、日本小児神経学会でも勧めていることです。
副作用出るためワクチンが打てない人は、周りの人が予防接種をしましょう。
熱が出たときは
ウイルス性感冒(風邪)、新型コロナウイルス、インフルエンザなど
熱がでる感染症が流行っています。
この時期に熱がでて解熱剤を飲ませるときはアセトアミノフェン(カロナールなど)にする。
アスピリン、ジクロフェナク、メフェナム散などは
インフルエンザ脳症を誘発する可能性があるとされています。
市販薬は商品の名前から成分がわかりません。
アセトアミノフェンが含まれていても、一緒にアスピリンなどが
含まれているものもあります。
わからない時は薬剤師または登録販売者に相談しましょう。
予防接種の補助制度を利用しよう
品川区では高校3年生まで2000円の補助がでます。
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kenkou/yobousessyu/kodomoinflu.html
予防接種を3000円のクリニックですれば、1回1000円です。
2回打っても2000円なら考えられる値段ですね。
高齢者にも補助制度があります。品川区は無料です。
- 接種日時点で65歳以上の方(令和6年12月31日までに65歳になる方。)
- 60歳以上65歳未満の方のうち、身体障害者手帳1級で、心臓、腎臓、呼吸器またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障害のある方
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kenkou/yobousessyu/hpg000013209.html
ちなみに、予防接種の補助制度がなく、
安く接種できるクリニックを知らなかったときは一人7000~8000円だったので
感染予防で対策してました。
補助制度で本当に助かっています。